送電線送電塔

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高圧または超高圧の架空送電線の導体および避雷針を支持する構造物。その形状により、ワインカップ型、猫頭型、トップ型、辛口型、樽型の5種類に大別されます。用途に応じて、テンションタワー、ストレートタワー、コーナータワー、トランスポジションタワー（線相位置タワーの置き換え）、ターミナルタワー、クロッシングタワーに分かれます。

送電線送電塔は主に、風荷重、氷荷重、線路張力、死荷重、設置時やメンテナンス時の人員や工具の重量、さらに断線や地震の影響などの荷重に耐えます。設計時には、塔、電線、継手、碍子の重量、電線の角度の複合力、電線に沿ったアンバランスな張力など、さまざまな気象条件下でのこれらの荷重の合理的な組み合わせを考慮する必要があります。断線の数 (通常、電線と避雷針の同時切断は考慮されていません)、断線の張力の大きさ、および切断中の気象条件に関しては、国によって異なる規制があります。

送電線の送電塔基礎には多くの種類があり、鉄塔の種類、地形、地質、建設、輸送条件によって異なります。

一般的なものには次のようなものがあります。

①一体型剛基礎。

② 一体型の柔軟な基盤。

③独立した剛基礎。

④ 独立した柔軟な基礎。

⑤ 独立した金属基礎。

⑥ ステーワイヤーアンカー。

⑦ チャックとシャーシ。

⑧ 基礎を杭打ちします。

上記①、②の基礎は主に敷地面積が狭く、幅の狭い塔体に使用されます。 ③、④、⑧のタイプの基礎は軟弱地盤の基礎に使用されます。 ⑤タイプは山間部や交通・取水が困難な地域に適しています。 ⑥タイプは支塔のみ、⑦タイプは鉄筋コンクリート塔のみに使用されます。基礎や基礎の強度を考慮するだけでなく、基礎の浮き上がりや転倒の安定性も計算する必要があります。